【ご報告】あそぱく―ニコゼミあそび博覧会―

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ゴールデンウィークの最終日!
5月7日に「あそぱく―ニコゼミあそび博覧会―」を開催いたしました。
200名近い方にご来場いただき、とってもにぎやかに、無事終えることができました。
 

あそぱくは、昨年7月から約1年間にわたって取り組んできた重い障がいのある人とのコミュニケーション講座「ニコゼミ2016 最小で最大のコミュニケーションに出逢う!!!」の集大成、そして追体験の場です。
ニコゼミの際にあそびを通してたくさんのことを教えてくれた“子ども先生”をテーマに、ニコゼミ受講生がそれぞれ5つのブースにわかれ企画・制作いたしました。
受講生は主に障がいのある人に関わる機会の少ない方で、ニコゼミの中で学んだ関わり方や発見、伝えたいことなどを、受講生・アドバイザー・ニコちゃんスタッフとともに考えていきました。

各ブースで展開されるあそびだけでなく、
受講生、アドバイザー、ゲストによるワークショップも繰り広げられました。
たかとしくんのおうちで開発したレールつなぎも大勢ですると大盛り上がり!!!
くりやくんのおうちで発見した自分の気持ちいい動きをさぐるダンスも、手作りの楽器とともにあり、とてもやさしいたのしい時間でした。
佐久間新さんと坂上亜弥さんによるダンスワークショップでは、
走り回る子どもがいたり、即興ダンスが生まれたり、恥ずかしがったり、目をまんまるくしてびっくりしていたり。
色々なあそびのカタチが浮かび上がる時間でした。
 

このあそぱくでは、本当にたくさんの障がいのある人もない人も、子どもも大人も、
混ざって笑って楽しんですごく感動したりちょっとつまらなかったり汗だくになったり話に夢中になったり、
とにかくたくさんの出逢いがあったりなかったりしたようでした。

あそびは、つくろうと思えば、あそぼうと思えば、
誰とでもどこでもできるもので、しなくってもいいものです。
あそぱくに来た方々が、どんな人に、そしてどんな自分に出逢えたか、
それはどのくらいあそんだかによって、本当に人それぞれ違っているのだと思います。

最小で最大のコミュニケーションもまた、出逢う場さえあれば、それはきっと自分次第なのかもしれません。

 

目移りするほどのあそびの博覧会、
ご来場、ご協力いただいた皆さま、気にかけてくださった多くの方々、本当にありがとうございました。

 

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視線入力装置を体験できるコーナーもありました!
やってみようブースでやってみてるオーロラで話題のたかしさん。

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それぞれのお部屋の企画をしてくれたニコゼミ受講生のみなさん!
子ども先生から学んだことをいっぱい詰め込んだ個性豊かなお部屋になりました!

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あそぱくができるまでには、たくさんの方のご協力がありました!
当日来れない方もおられましたが、本当にみなさまのお力あってのあそぱくでした!

今まで知り合いでもなかった子どものことを1日中考えたり、
慣れない工作を一生懸命したり、
仕事の合間や帰りがけに手伝ってくれたり、
腱鞘炎になりながらカッターを握ってくれたり、
急遽かりだされて設営を手伝ってくれたり、
大切なゴールデンウィークをあそぱくに費やしてくれたり、、、
みなさま、本当に本当にありがとうございました!!!!

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またね!
 

*ニコゼミの今までの取り組みはこちらをご覧ください。

企画・制作 : 「ニコゼミ2016 最小で最大のコミュニケーションに出逢う!!!」受講生、ニコゼミスタッフ・アドバイザー(大澤寅雄、黒木慶子、澤山頼子)
主催 : 認定NPO法人ニコちゃんの会
助成 : タケダ・ウェルビーイング・プログラム2015
協賛 : フランスベッド株式会社メディカル福岡営業所
協力 : 福岡市立南福岡特別支援学校、九州大学長津結一郎研究室、九州大学南博文研究室、CLCworks、art space tetra
後援 : 福岡市、福岡市教育委員会、九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
チラシデザイン : アートのいろいろ ずこう舎

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