
ニコちゃんの会は、どんなに重い病気や障がいがあっても、その人らしいこころ豊かな人生を生き抜くことができる社会を目指して活動を行っています。
想いのもととなった”ニコちゃん通信の会”のことについてはこちらから御覧ください。
定款、会計報告等はこちらから御覧ください。
活動内容
すっごい演劇アートプロジェクト
日常に演劇・身体表現・絵画・音楽など様々なアート、そして人とのコミュニケーションを持ちこむアートプロジェクトです。精神的発達や社会性を育むことができる状況を作っていく活動や、芸術性を追求する活動など、アートを感受し共に創りだしていく中で豊かな心を持てる“ひととき”の創出に取り組んでいます。
ケアコミュニティハウスプロジェクト
私たちは、どんなに重い病気や障がいがあっても、その人らしい豊かな人生を生き抜くことが出来る社会づくりを目指して活動しています(ここで言う重い病気や障がいとは、医療的ケアが濃厚な人や積極的な治療をしないことを選択した人など、命を脅かされている状態にある人も含んでいます)。
その活動の一環として、ケアコミュニティハウスの実現を目指しています。
現代は、飛躍的な医療の進歩により、これまで助からなかった命が助かるようになりました。また、介護サービスなどに支えられて重い病気や障がいのある人たちが、地域で暮らすことも可能になっています。しかし、残念ながら重度の医療的ケアが必要な人たちはデイサービスや短期入所といったさまざまなサービスを思うように受けられていないのが現状です。常に命を脅かされている人達の不安、そして家族の疲労や不安は切実な状況にあります。
このプロジェクトは、現状を少しでも改善し、さらには社会とのつながりや文化芸術に触れられる環境をつくり、こころ豊かな人生を応援する拠点を創造するものです。
ニコちゃんの会では、一日も早い実現に向けて会の利益をケアコミュニティハウスプロジェクトなどの基金に充当しています。
研究・開発
重い病気や障がいがあってもより暮らしやすい地域を作っていくためには、福祉機器や環境、法律や制度の整備などもとても大切なことです。ハンディの有無に関わらず、一人ひとりがありのままに暮らしていける社会づくりの基礎となる活動です。
ニコちゃんの会ができるまで
1992年〜 | 「ニコちゃん通信の会」活動開始 |
1996年 | ニコちゃん通信の会に加え、文化芸術活動・アウトドア活動等社会参加に特化した「お遊び助っ人企画」活動開始 |
1997年~2004年 | 年一回 雪とあそぼーツアー(場所:広島県芸北文化ランド) |
1998年~2001年 | 自然とあそぼーツアー(場所:阿蘇遊水の郷) |
1999年 | 小西雅子オペラチャリティコンサート(後援:福岡市社会福祉協議会) |
2001年 | 第1回ひまわり隊チャリティダンスパフォーマンス (場所:ふくふくホール 後援:福岡市教育委員会・福岡市社会福祉協議会) |
2003年 | 人工呼吸器をつけた子の親の会「バクバクの会」の九州支部結成記念講演会と全国総会を全面サポート |
2007年〜2008年 | すっごい演劇プロジェクト 60歳以上の女性限定俳優養成ワークショップ・公演(助成:明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアートオンステージ」) |
2009年 | すっごい演劇プロジェクト「よろぼし」東京招聘公演 |
2009年 | すっごい演劇アートプロジェクト 岩下徹ダンスワークショップ(場所:工房まる 共催:ゼルプスト)※すっごい演劇アートプロジェクトに改名 |
2010年 | すっごい演劇アートプロジェクト あなざ事情団公演「3人姉妹」(場所:九州大学病院小児科病棟) |
2010年 | すっごい演劇アートプロジェクト あなざ事情団ごっこ演劇ワークショップ(場所:福岡市立こども病院) |
2010年 | すっごい演劇アートプロジェクト 岩下徹ダンスワークショップ(場所:博多障がい者フレンドホーム) |
2011年 | 共同プロジェクトhale(ハレ)(助成:独立行政法人福祉医療機構) |
2012年11月 | すっごい演劇アートプロジェクト 岩下徹ワークショップ(場所:福岡市立南福岡特別支援学校) |