3月4日、
「ニコゼミ2016 最小で最大のコミュニケーションに出逢う!!!」のセッション2として、 子ども先生のたかとしくんのおうちに遊びに行ってきました!
今回はニコゼミ生の、くろちゃん、ゆっこさんの2人と一緒です。
今回もまた、当日子ども先生であるたかとしくんの映像をみて、どう遊ぶかの作戦会議&遊び道具づくりからの、子ども先生のおうち訪問そしてふりかえり会、という1日完結コースです。
毎回この1日完結コースでみんなてんやわんやなのですが、今回は一番このスピードが功を奏したような回となりました。
というのも、
作戦会議が長引き、細かい準備や段取りがあまり決まらないまま子ども先生と対面することになりました。
しかしご家族総出で見守ってくれていたため、
なんならお母さんも、お父さんも、お姉ちゃんも一緒に・・・という感じで遊びに取り込むことに成功!
大好きなよ○か○ウォッチのメダル装着音を合図に“コマさんふくわらい”スタートです!
たかとしくんがまばたきで選んだパーツを、ゆっこさんが目隠しをして台紙に貼っていきます。
そして、お父さんもお母さんも挑戦!
たかとしくんもはじめは少し緊張していたけど、お父さんもお母さんも一緒ならなんだか徐々に楽しくなってきました。
できたコマさんとは似ても似つかないものを見て、みんなで大笑い。
つづいて、やっぱりメダル装着音を合図に“ひも相撲” 開始!
軽く指先にひもをとめてひっぱりあいこをします。
ひもがはずれた方の負け。
たかとしくんのかすかな指の動き、されど力強い指の動き!
今まで見たことのないくらいの力の入れようと眉間のしわです。たかとしくん夢中になって戦います。
観戦も大事な役目なので、お父さんお母さんの対決もしっかり応援します。
そして最後に、やっぱりメダル装着音を合図に“玉ころがし”!
タイトルさえも決まっていなかったので急遽命名!
内容もとりあえずレールとボールだけ作ってみましたが、ルールや仕組みをどうするかは曖昧なままでした。
しかし、お父さんお母さんがいる!人が多い!
ということで、みんなでレールを持ってボールを落とさないように渡していく遊びになりました!
苦肉の策・・・でしたが、これがかなり難しくみんな本気です。
大人が本気で遊んでいる姿は、たかとしくんもなかなか見たことがないかもしれません。
準備してきたボールがたかとしくんの指には合わず、あってもなかなか動きださず・・・
それでもみんなで臨機応変に工夫して変えていくと、なんだかわいわいと楽しい時間になりました。
あっという間の1時間半でした。ニコゼミ生はこの充実感を、これからの関わりや自分の生活の中の色を変えるきっかけにしてくれるのではないかと思います。
受講生の感想をご紹介します。
「打合せなしに息があって楽しんだという感じでした。」
「楽しかった。以前、周囲を巻き込んで楽しむためには、自分からすすんで自分がまず楽しむことが必要と言われたことがあった。楽しむために必要なことは『必死さ』と『臨機応変さ』と少ないものから何かを生み出す『創造力』かなと今回の中で感じました。」
「感じ取る力をもっともっとみがきたいです。」
主催 : 認定NPO法人ニコちゃんの会
助成 : タケダ・ウェルビーイング・プログラム2015
協力 : 福岡市立南福岡特別支援学校、九州大学長津結一郎研究室、九州大学南博文研究室、CLCworks、art space tetra
後援 : 福岡市、福岡市教育委員会、九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
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