ニコちゃんの会では、ご依頼を受けて講話をさせていただくことがあります。
11月は2回お話させていただく機会がありましたので、少しだけご紹介いたします。
11月16日 福岡市の課長級職員必修研修
福岡市の課長級職員必修研修「共働を理解する課長研修」の中で、
150名ほどのさまざまな課の方に、行政とNPOの共働について考えていただくため、
事例紹介として福岡市との共働事業『おうちで暮らそうプロジェクト』についてお話いたしました。
障がい者在宅支援課のご担当の方とともに、各々の立場からの共働を語る貴重な機会となりました。
11月17日 今津特別支援学校 校内職員人権研修
今津特別支援学校の校内職員人権研修にて、「自立について」という題目でお話させていただきました。
まずはじめに教職員の皆様にご自身の考える“自立”というものについて書いていただき、
その後、ニコちゃんの会の活動紹介と障がいのある子の親の立場からのお話を聴いていただきました。
講話後に教職員のみなさまからいただいた感想を、一部ご紹介いたします。
「1人の人が自立していくことについて、今日は深く考えましたが、その人なりの自立があり、自分の意志が生活に反映していくことが自立なんだと思います。」
「私は最初に書いた“私の考える自立”に『自分の人生について自分で考え、決定していくこと』と書きました。(割と自分目線で書きました)
今日のお話を聞き“自分の人生”とは“その日一日一日のこと”だと気付きました。『明日は天神に行きたいな』『立ってオシッコしたいな』『電動車いすに乗れたらかっこいいな』そんな想いを子どもたち自身が抱けるように、様々な経験を共にし、視野を広げていけたらと感じました。」
「子どもたちの『いいなあ』『やってみたいな』『できるかな』『難しい』、そこで『でも、やってみようか!』が教師の出番なんだなと改めて確認できました。可能性を見つけ、あきらめず、チャレンジする姿勢を忘れずに、これからも続けていこうと思いました。」
「私たちも生きがいがなければ、何の為に生きているか分かりませんし、人の役に立ち、生きがいを持って生きる事は、障がいがあってもなくても一緒だということが、改めて思い知らされました。」
「自立について改めて考えました。子にとっての自立、親にとっての自立、私自身が自立できているのか等、いろいろな思いが出てきました。」
このようにニコちゃんの会では、障がいのある人のことやNPO法人としての社会的な役割についてなど、
様々な場であらゆる角度のお話をさせていただいております。
想いを伝える有難い機会であると同時に、感想や質疑応答などみなさまの想いに触れることができる貴重な場でもあります。
ニコちゃんのお話を聴いてくださるという方は、どうぞお声かけくださいね。
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