「身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演 BUNNA」
2月5日
奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2016-2017オンステージプロジェクト『鹿の劇場』 奈良招聘公演
2月16日
福岡凱旋公演、
無事幕を閉じることができました。
奈良では110名、福岡では151名のお客様にご来場いただきました。
どちらも前売りチケットは完売し当日券は出せるかどうかわからなかったのですが、
多くの方がお求めに来てくださり、なんとか席をつくり立ち見も出る中で、本当にたくさんの方に観ていただくことができました。
奈良では、横浜・大阪ツアーを経たことで奈良県障害者芸術祭に招待していただき、
福岡では、九州大学長津結一郎研究室とともに地元福岡の皆様に成長した舞台をお届けすることができました。
今回の2公演では、歩行が難しくなり車いすでの出演となったキャストがひとり居り、さらに別のキャスト一人が出演することができなくなり、演劇の内容自体がガラリと変わる部分がありました。
2015年の初演から、福岡・横浜・大阪・奈良・福岡とあわせて10回公演がありましたが、
キャストが変わること、またキャストそれぞれの心身の状況、公演会場、創り上げる時間、そして観客ひとりひとりの視点によって、ひとつとして同じものはありませんでした。
再演のたびに向き合いなおし創りなおしていき、成長を遂げていく、まさにナマモノの舞台でした。
この演劇を観てくださった方の感想を少しだけご紹介いたします。
「バラエティにとんでいようが、とんでなかろうが、素晴らしく覚悟を決めた俳優の力を浴びせられたっていう感じでした。」
「明日の生き方が少し変わった気がします。」
「エンディングでは言葉にならない感情と一緒に不思議な涙が流れました。」
「演じるのは人間であるけれど、その人の事情はどうであれ、芸術作品は芸術作品という面で、よい作品に出逢えて感謝です。」
「すぐ言葉にならない感じがすごい味わい深さがありました。」
ご来場いただきました方、応援してくださった方、ご尽力いただいた方、
この公演に関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
福岡公演終了後、トークイベントの様子です
れおがあゆきちの眉毛を剃る!!!
キャスト同士でメイクをしあいます
ヘアメイクはなおちゃん監修のもと!
ヘアメイクされながらおしゃべり中のれおに、けいが読唇のお手伝い
(後ろの人の口の動きが見えないので、けいが目の前にきて同じことを言って口の動きで伝えます)
みなさま、本当にありがとうございました!!!
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