【再開のお知らせ】ニコゼミ2020 専門職のための“互学”のすすめ

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【ニコゼミ2020(すべてのセッション)の再開のお知らせ】
 
2020年3月開催を予定していたニコゼミ2020ですが、コロナ禍での延期から半年が経ち、この度再開を決定いたしました。
コロナの影響で一時は中止にすることも考えましたが、ZOOM等のオンラインを活用する形で実施させていただくこととなりました。直接会い、肌で感じることを大切にしてきましたニコゼミにおいて、オンラインでの実施は「互いに学ぶ」ことを十分に発揮できないかもしれません。しかし、その時期、その時代ごとの事情に応じて、様々な方法を活用していきたいと思います。また、現状のような混沌とした状態だからこそ見えてくることについても討論出来たらと思います。今は、コロナに罹患していなくても、コロナを取りまく社会情勢や報道等で、心身ともに皆の気持ちが様々に脅かされているように感じます。「コロナ」に惑わされることなく、自分たちが本来進むべき道の根本を今一度思い出して、凛とした心持を取り戻すことができる、そんな一助になる時間が作れたらと考えています。
開催のご連絡と前後いたしますが、各セッションの報告もホームページにてご連絡いたします。

 
「ニコゼミ2020 専門職のための“互学”のすすめ」
 
重い病気や障がいのある人にかかわる専門職を対象に、
互いに学び合うという意味を込めて“互学”をテーマとした6か月間の連続講座「二コゼミ2020 専門職のための“互学”のすすめ」を開催いたします。

今回のニコゼミの中では、様々な人から学び、理解し合うことで、多角的な視点を持つことを目指します。
そしてそれぞれが現場に帰ったときに、多職種と円滑な連携をとりながら、重い病気や障がいのある子どもとその家族とのかかわりを、より良いものにしていけると考えています。

医師、看護師、リハビリ担当者、介護士、行政、教育関係者など、
広く受講生を募集いたします。
様々な専門職の方のお申込みをお待ちしております。

 

ニコゼミとは...
 
ニコゼミは重い病気や障がいのある子どもとのかかわりを学ぶゼミとして2016年に開講しました。
「ニコゼミ2016ー最小で最大のコミュニケーションに出逢う!!!ー」というタイトルで、彼らと関わる機会の少ない人を対象に、コミュニケーションを学んだり考えたり感じたりすることをテーマとしました。
第1 期(2016年6月~2017年5月)は子どもたちの自宅などで、
第2 期(2018年4月~2019年3月) は舞台を家の外にして、受講生がかかわり方を肌で感じる試みを行いました。
そして、今回は受講対象者を重い病気や障がいのある子どもとかかわる専門職としました。
病気や障がいのある子どもと会う機会は多くても、知っているようで知らないことはたくさんあります。
それを互いが気付き、教え合い、学びなおすことで、専門領域を越えて子どものことを考える機会としたいと思います。
 
これまでのニコゼミの様子はこちら>>ニコゼミ2016,2018

 

≪ゼミのすすめかた≫

受講生は、毎回参加できる【ゼミ生】とセッションごとに参加する【スポット生】で構成されます。
0~6までのセッションごとのテーマに沿った“ハナシテさん”(話し手)の話をきっかけに、ディスカッションすることで互いの理解を深めていきます。

■ 受講生
【ゼミ生】 じっくり考えたい方向け 10名程度
【スポット生】 コレには参加したい!という方向け 各回20名程度

※詳しくはページ下部の≪受講について≫をご確認ください。

 

セッションごとの詳しい講座内容はこちら
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セッション0  オリエンテーション

■ 日時: 10/6(火)18:00~18:10

※すべてのセッションに参加できる【ゼミ生】のみ対象となります

 

セッション1  カラダのしくみ

医師目線からは、脳・心臓・呼吸機能等といった命をつかさどる部分の仕組みについて、
リハビリ目線からは、側弯・筋肉の拘縮・弛緩等の体の状態に応じたアプローチについて話を進めていきます。

1-1 主な臓器と子どもに関わる医師の役割について
[今回のハナシテさん] 九州大学病院新生児科 医師 落合正行さん
■ 日時: 10/6(火)18:10~19:20

1-2 身体の動きとリハの役割について
[今回のハナシテさん] 良創夢訪問看護ステーション 作業療法士 黒田隆之さん
■ 日時: 10/6(火)19:25~20:35

 

セッション2  “こども”であるということ

病気や障がいがあるとつい命をつなぎとめることに重点をおきがちですが、本来の子どもとは?という視点から育ちや発達を学び直し、療育や教育の幅を広げていくことを目指します。

2-1 発達すること・育つことについて
[今回のハナシテさん]  昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授 副島賢和さん
            旭川大学短期大学部教授 佐藤貴虎さん
■ 日時: 10/27(火)18:30~20:00

 

セッション3  病院からおうちへ

2018年より病院とニコちゃんの会が協働して取り組んでいるNICUでの取り組み「ニコカフェ」を通して、家族とおうちで暮らすための支援や、親育ちのサポートについてのお話を深めていきます。

3-1 病院から在宅への移行期について
[今回のハナシテさん]  福岡大学病院 新生児退院支援看護師 村山順子さん
            認定NPO法人ニコちゃんの会 森山淳子さん
■ 日時: 11/10(火)18:30~20:00

 

セッション4  家族とのくらし

安心してくらすためには、たくさんの人とのチームワークが重要です。
そして、その安心を基盤として、日々をより楽しむことを考えます。

4-1 家庭の中のケアとチームワークについて
[今回のハナシテさん]  株式会社スペースなる 代表・看護師 梶原厚子さん
■ 日時: 11/24(火)18:30~20:00

4-2 日々のくらしとその中の楽しみについて
[今回のハナシテさん]  株式会社ノーサイド 代表 中西良介さん
■ 日時: 12/8(火)18:30~20:00

 

セッション5  命について

緩和ケアの現状についての理解を深めながら、その人らしく心豊かに生き抜くことについてディスカッションしていきます。

5-1 緩和ケアの現状について
[今回のハナシテさん]  大阪市立医療センター 医師 岡崎伸さん
            西南女学院大学 保健福祉学部 准教授 笹月桃子さん
■ 日時: 2021/1/16(土)13:00~16:00
 

セッション6  フォーラム「多職種サミット」の実行委員会

多職種どうしが学び合うことが、多職種の連携にどう活かされるのでしょうか?
ニコゼミ2020を通して学んだことをまとめて、フォーラムを開催します。
ゼミ生が実行委員として、各セッションで学び合ったことから“多職種が連携する”ことをフォーラムの内容に落とし込みます。

※実行委員は、すべてのセッションに参加できる【ゼミ生】のみ対象となります

※フォーラムの開催は未定です。(2020年10月1日時点)

 
 

≪受講について≫

■ 受講料: 無料

■ 受講コース:

【ゼミ生】
じっくり深く考えたい方向け

[定員] 10名程度
[受講条件]
・障がいのある人と関わる仕事をされている方
・セッション0~6全てに参加できる方
※セッション6のフォーラムは企画に携わっていただきます

【スポット生】
コレには参加したい!という方向け

[定員] 20名程度(各回)
[受講条件]
・障がいのある人と関わる仕事をされている方
・部分的に参加される方
※受講できる回はセッション[1]~[5]となっております
※一度に複数回分をお申込みいただけます
※セッション6のフォーラムは観覧者として参加していただけます

 

≪お申込について≫

※定員となったため、申込は締め切りました

申込フォーム、FAXのいづれかの方法でお申込みください。

■ お申込みフォームからのお申込み
【スポット生】でのお申込み(部分的に参加する方)

■ FAXからのお申込み
下記の内容を記載の上、FAXでお申込みください。
① 名前 ② 年代 ③ 所属 ④ 電話番号 ⑤ メールアドレス
⑥ 参加種別:【ゼミ生】、【スポット生】のどちらか ⑦ 申込理由(ゼミ生のみ)

FAX番号:092-862-0597

※申込者多数の場合、こちらで選考させていただくことがございます

*申込締切 【ゼミ生】3/15(日) 【スポット生】各回定員になり次第

 

≪お問合せ≫

認定NPO法人ニコちゃんの会(担当:森山)
tel 092-863-5903
fax 092-862-0597
e-mail info@nicochan.jp

 

≪ハナシテさんプロフィール≫
1‐1 主な臓器と子どもに関わる医師の役割について
●落合 正行(おちあいまさゆき)
九州大学病院小児科診療准教授。日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医。福岡市立こども病院、国立病院九州医療センターでの勤務を経て現職となる。
 
1‐2 身体の動きとリハの役割について
●黒田 隆之(くろだたかゆき)
作業療法士。「自分らしい作業を、自分らしい方法で、住み慣れた街で生活する事を支援したい」を軸に、作業療法士がちゃんと作業療法が出来る環境を作りたいと活動中。年齢に関わらず、みんなが住みやすい街をつくりたい。
 
2-1 発達すること・育つことについて
●副島 賢和(そえじままさかず)
昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授 昭和大学附属病院内学級担当。学校心理士スーパーバイザー。
東京都公立小学校教諭として25年間勤務。06〜13年品川区立清水台小学校「昭和大学病院内さいかち学級」担任。2014年4月より現職。北海道・横浜こどもホスピスプロジェクト応援アンバサダー。福岡県生まれ。
著作『あかはなそえじ先生のひとりじゃないよ』(教育ジャーナル選書/15年)『赤はな先生に会いたい!』(金の星社/18年)等
●佐藤 貴虎(さとうたかとら) 
旭川大学短期大学幼児教育学科教授、英国マンチェスター大学にて博士号取得。発達心理学、難病とともにあるこども、きょうだい、家族の心理社会的支援を専門とする。旭川市こども子育て審議会会長、北海道幼児教育相談員エリアスーパーバイザー、上川圏域障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会委員など公職多数。また、一般社団法人北海道こどもホスピスプロジェクト代表理事として、北海道にこどもホスピス設立を目指して活動をすすめている。
 
3-1 病院から在宅への移行期について
●森山 淳子(もりやまじゅんこ)
認定NPO法人ニコちゃんの会代表理事。自身の障がいのある子どもとの生活の経験をもとにどんなに障がいがあっても心豊かに人生を生き抜くことをモットーとしてニコちゃんの会を設立。日々のくらし支えること以外にも、芸術や余暇活動、制度への提言など幅広く活動を行っている。
●村山 順子(むらやまじゅんこ)
福岡大学病院地域医療連携センター入退院支援看護師。NICUの経験を経て、地域医療連携センターへ配属。新生児の退院支援、小児の退院支援に携わる。
 
4-1 家庭の中のケアとチームワークについて
●梶原 厚子(かじわらあつこ)
株式会社スペースなる代表取締役。看護師。病院勤務、訪問診療を行うクリニック、訪問看護ステーション等を経て株式会社スペースなるを設立。主に小児の訪問看護事業、研究、研修事業、補装具や座位保持装置等の販売事業を行っている。
 
4-2 日々のくらしとその中の楽しみについて
●中西 良介(なかにしりょうすけ)
株式会社ノーサイド代表取締役。ヘルパー歴16年。16年前に重症心身障がい児と出会い、支援の数も種類も少ない環境を改善したい気持ちからノーサイドを設立。 座右の銘は「そりゃ嫌なことも辛いこともあるけど、繋がりを大切にみんなで楽しくすごそう」。
 
5-1 緩和ケアの現状について
●岡崎 伸(おかざきしん)
大阪市立総合医療センターに勤務。小児科専門医・指導医、小児神経学会専門医、てんかん学会専門医・指導医。小児緩和研修会CLICワーキンググループ。文部省科学研究(小児緩和ケア児の「生きる体験」を支える支援者用ガイドブックの開発)主任研究員。一般社団法人スペシャルキッズサポート振興協会顧問。てんかんがある子どもの家族と作るアプリ「nanacara」監修。
●笹月 桃子(ささづきももこ)
西南女学院大学保健福祉学部准教授。九州大学病院小児科特任教官。医師。子どもたちのいのちのあるがままの尊さと力が守られ、謳歌され、そして、この世に生きるすべての人々の唯一無二の生が尊ばれる社会の醸成につながることを大切にしている。

主催:認定NPO法人ニコちゃんの会
助成:タケダ・ウェルビーイング・プログラム2018
協力:福岡大学病院小児等在宅医療推進事業