精華女子短期大学 こども音楽療育実習2022

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8月3日~8日の間で、多機能型事業所「ニコちゃん家」にて精華女子短期大学の幼児保育学科2年生の3名を実習生として受け入れました。
7月にオンラインでの施設見学をしており、その延長として感染対策を徹底した上で、昨年度に引き続き実習生の受け入れをすることとなりました。

 

ニコちゃん家が実習生を受け入れるうえで大切にしていることは、
スタッフがそうであるように、専門職として関わる以前に、ひとりの人として関わるということです。

今回の実習は幼児保育を専門とする学生さんが、「こども音楽療育実習」という名目で来られているのですが、
まさに音楽の前にまず子どもたちひとりひとりと向き合って一生懸命に接してくれました。
私たちがそのように指導したというよりも、
実習生のみなさん自らがとても積極的に関わって子どもたちのことをよく知ろうとしてくれ、それを自分の気づきとしていました。

それに応えるように、子どもたちも色々な表情をみせてくれ、みんなにとって嬉しい時間がたくさん過ごせた実習期間となりました。

 

音楽やあそびのたくさんの手段や引き出し、それを身につけることや応用する力も大切ですが、
もっともっと大切なことをこの現場で感じ取ってもらえたと思います。
子ども一人ひとりが違うこと、そして同じ子でもその日の体調や気分が違うこと、
私たちスタッフもそんな日々変化する子どもたちのことを知ろうとし続けています。
その一旦を知り、実習生のみなさんがこれから出逢うたくさんの子どもたちとの関わりに活かしてくれたら幸いです。

 

*実習生が3日間で感じ考えたことを少しだけ紹介させてもらいます。

「この3日間で、手先の動き方や力の入り方等も、全員それぞれに十人十色であることを改めて感じました。それに伴って、活動の幅、音楽の活用性は無限大であると感じました。」

「子どもの行動を見守り、やってみようとする意思を尊重して、一緒に考えることの大切さを学びました。」 

「全員で一緒に活動をするということに囚われず、ひとりひとりの興味のもつものやタイミングが違うので、それに臨機応変に対応できる力をこれからつけていきたいと思いました。」

「少しの反応も見逃さないようにして、関わる中で理解を深めていくことが大切になると考えました。」

「話をした事に対して、目線を合わせながら、何かしらの反応を返してくれたことがとても嬉しかったです。」

「『今日は色々な事一緒にできて楽しかったね』というと少し笑顔をみせてくれたように思います。笑顔というものは、言葉よりもはるかに伝わるものがある、というように感じました。」

「もっと長い時間いたいです、もっと利用児・者さんについて知りたいですし、関わりたいと思いました。」

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実習おつかれさまでした!
素敵な保育士さんになってくださいね!