九州地区障がい者相談支援事業合同研修会福岡大会 

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昨年のこととなりますが、12/9に、
『「実践!連携!未来へ!」~だから楽しい相談支援~』と銘打った九州地区障がい者相談支援事業合同研修会福岡大会で、当法人の森山がお話させていただきました。

相談支援専門員や、福祉サービス事業所、行政関係者などを対象としたオンライン研修で、
森山は実践報告として、『「医療的ケア」~その支援!あなたにもできるかも―医療的ケアが必要な子どもと家族の心豊かな人生の第一歩を支援するということ~』というテーマでお話させていただきました。

 
主に、“相談支援専門員”や“医療的ケア児コーディネーター”などの制度がしっかり整う前から、
森山が無償で行っているファミリーメンタルサポートのファーストアクション(出産前後から在宅移行までの関わり)の取り組みや、その中で大切にしていることについてお話しました。

相談支援専門員・医療的ケア児コーディネーターなど、研修を受けることで資格を持っている人はいるけれど、その働きの可能性はまだまだ開拓されきっていません。

 
森山の行っているファミリーメンタルサポートは、
出産前後からしっかりとご家族の気持ちに寄り添い、
病院にいる間にも、看護師向けの学習会(=説明会)を開いたり、医療職をはじめ多職種と話し合いを重ねたりと、実質的に連携していきます。そしてやっと在宅移行の支援ができます。
「在宅移行」と一言で言っても、医療福祉サービスと繋いだり計画書をつくるだけではなく、
家族の不安や環境の問題点などを見抜き、どうすれば本人家族が心豊かな在宅生活を送ることができるのかを考え、総合的で必要に応じた手段で支援していきます。

 
決まりきった型ではなく、子どもが100人いれば100通り関わり方はあるということを、
一事例として今回お伝えできたのではないかと思います。

障がいのあるお子さんに関わる支援者のみなさまに少しでも何か伝わり、医療福祉がより一層本人・家族中心のものとなれば幸いです。
いっしょにがんばっていきましょうね。

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