ニコちゃん美術館

ニコ美術館スタート

 

新しいニコちゃん家に引っ越して、はやくも5か月がたちました!
ニコフェスやニコサンタ・・・恒例のイベントをして、やっと新・ニコちゃん家での過ごし方に慣れてきたように思います。

そんな折、久しぶりに三宅にあったニコちゃん家をふりかえってみたいと思います。
引っ越す前に、子どもたちとつくった作品を並べて、360℃カメラで撮影していました。
夜の美術館に見立てて、作品や創作過程を鑑賞していただき、同時に思い出のつまったニコちゃん家を懐かしんでいただけたらと思います。
指紋マークを押すと、それぞれの作品をじっくり観ることができます。
また、いくつか動画もあるので、創作過程をお楽しみいただけます。

 

【真ん中のテーブル2つ】
いつもの創作につかう指絵具や水彩絵の具、小さな子の動きでも大胆に塗れる刷毛や、体位交換のときにクッションかわりにもなってくれるクマのぬいぐるみ、お気に入りの絵本に、そして、子どもたちの手形でつくった花も並べてみました。
手形をとる時は楽しそうにぺったんする子も、冷たい感触に眉をひそめる子もいて、それぞれの特徴がでたかわいい手形となりました。
 

【つり下がったお月さま】
みんなで張り子のお月さまをつくりました。
大きな風船に、新聞紙や和紙をちぎって貼って、ちぎって貼って、を地道に繰り返します。
十五夜のお月見週間のときには部屋を真っ暗にしてお月見をたのしみました。
そのあとは、それぞれが持ち帰れる手のひらサイズのお月さまも作って、おうちでもお月見を楽しんでもらいました。
 

【作品:無題】
*動画:お絵描きマシン①②

ペンにモーターをつけてマシンを作成!子どもたちがスイッチを押してマシンを動かして、幾何学的な作品ができました。
また、もうひとつ別のお絵描きマシン②も作成しており、①とは違う動きを楽しみました。それぞれのマシンに顔や名前をつけたりして、親しみながら創作していきました。
 

【作品:無題】
*動画:ドミノで描いたよ①②③

ドミノ倒しのように色水のカップを倒し、偶然性に任せた創作です!
あいかちゃん、たいがくん、りくくんが長ーい棒でポンと押してカップが倒れ、絵具が流れ落ちます。倒れないのは、神の手で倒してもらいました。
その時々の勢いや高さで流れ方も変わり、表情豊かな作品に仕上がっています。りくくんが押してくれた作品は、桜の木の幹となりました。
色水が床にこぼれたりするハプニングも含めて楽しい創作でした。
 

【マシンの実物】
玄関の飾り棚に、お絵描きマシンとドミノの実物を飾っています。
あの時の興奮がよみがえるようですね。
 

今は、新しくきれいなニコちゃん家になり快適に過ごしています。
けれども、それも三宅での下積み時代があったからこそ。
「ニコちゃん家」の大切なスタートの場所をこんな形で保存してみました。
みなさまも、想い出の引き出しをあけるきっかけにしていただければ幸いです。