2024/12/14~15(土日)で開催されたアートミーツケア学会のシンポジウムに登壇させていただきました。
ケアの現場に「アートを取り入れませんか?」と尋ねると、「アート?!」と怪訝な顔をされることがあります。一口に「アート」と言っても、美術や音 楽などの伝統的表現から、創造的なふるまいや感性的コミュニケーションまで、さまざまな意味があるからでしょう。一方「ケア」にも、作業のお世話から静か な寄り添いまで、さまざまな意味合いがあります。今回のシンポジウムでは、福岡でケアの現場で活動されている方々をお招きし、改めて「ケアのなかのアー ト、アートのなかのケア」について、また非日常的なアートを日常的なケアにつなげる方法について考えます。」(アートミーツケア学会2024年度総会・大会webより)
町とつながる保育園、人とのつながりを試みる重度認知症デイケア、移民と日本人が共に暮らすことを目指した地域活動等、多様な分野の活動をしている4名が集まりました。
ニコちゃんの会からは「訪問介護で一人前になるまで ~介護初心者の僕とヒロキのケース~」という題目で関係が作られてケアができるようになるまでの話をさせていただきました。
2024年12月14日(土)15日(日)
前夜祭 12月13日(金)
申し込み〆切 12月7日(土) →12月10日(火)まで延長しました!
定員 100名(申し込み先着順)
*UDトークにより字幕による情報保障を行います
会場:九州大学大橋キャンパス
2006年3月に設立された「アートミーツケア学会」。人間の生の恢復を支えるアートやテクノロジーの役割について考え、新しい知と新しい美の地平 をひらき、人の生きやすい社会、文化をつくることが目指されてきました。特にこの2年間は、オンラインでのトーク配信やセミナーの企画など、新たな企画に 取り組んできました。2年ぶりに実施する大会では、改めて「アート」と「ケア」の関わり方について、その根本に立ち返りながら、あれこれとみなさんで考え る場をひらきたいと思います。
主催:アートミーツケア学会
共催:九州大学大学院芸術工学研究院
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