12月22日に愛知県豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットにてショートパフォーマンスに出演したニコちゃん俳優たちのサポートに行ってまいりました。
ニコちゃんの演劇に出演しているケイ・あゆきち・もりっちの3名が出演。3泊4日の遠征ですので、稽古以外にも朝の身支度、風呂、食事、車椅子の乗り降りなど、あらゆることをフォローします。
劇場ツアーには視覚障がいがある方が20名くらいの参加されました。コロナの頃から画面越しでの演劇が続いていたのですが、ようやく久しぶりにナマの観客の前で舞台に立ったのでとても刺激的だったそうです。
●けいの振り返り
初めての劇場でする公演は、いつもとは違う興奮を感じました。僕の出た漫才と門限ズのノムさんとデュオは有意義な時間でした。愛知県に行くまでピアノが上手くできていなかったので、緊張感は大きかったです。本番は不完全燃焼に感じましたが、自分の納得の行く音が出せたと思います。
公演2週間前に不整脈がでて、体調面での不安はありました。薬の調整などもできたので思う存分にできました。
●あゆきちの振り返り
僕は本番の日が一番上手くできたと思います。本番の日、朝起きて身体が軽い感じがしたのを覚えています。いつもとは違う感覚。舞台に入り込んでいた、”ゾーン”に入ってたような感じ。その影響で声の大きさと電動車椅子の操縦が上手くできたんだと思います。
リラックスしてやる!こんなに自分の身体を操ることができるんだと知りました。また、こういう感じで舞台に挑みたいです!
◆視覚・聴覚に障がいのある方対象のPLAT劇場ツアー
視覚・聴覚に障がいのある方に向けたサポート付きの劇場ツアーです。
劇場スタッフによる劇場の魅力紹介や、ミュージシャン、ダンサー、俳優、アーツマネージャーの4人で構成される「クロスジャンルユニット 門限ズ」と障がいのある俳優たちによるショートパフォーマンスなど、「プラットにいってみたい」「劇場の裏側を見てみたいけど、でも・・・」と思っている方も是非この機会にご参加ください。
(穂の国とよはし芸術劇場PLAT ホームページより)
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公演日 2023年12月22日
遠征期間 2023年12月20日~23日
場所 穂の国とよはし芸術劇場プラット
対象 視覚障害・聴覚障害をお持ちの方及び付添者
主催:公益財団法人豊橋文化振興財団/九州大学大学院芸術工学研究院/愛知大学文学部人文社会学科現代文化コースメディア芸術専攻
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