7月より、当法人のすっごい演劇アートプロジェクトの創作現場を舞台として、
九州大学ソーシャルアートラボ主催の「演劇と社会包摂」をテーマとした制作実践講座が半年間にわたって開催されます。
文化事業や文化施設、福祉事業関連に従事されている方や、将来そのような分野に携わりたい方を対象に、身体に障がいのある俳優たちと演劇活動を行う当法人の演劇制作現場をフィールドにした実践的な学びを企画されています。
詳細・申込みは>>「演劇と社会包摂」制作実践講座 多様性から生まれる舞台
以下、ソーシャルアートラボより概要転載。
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本講座では、多様な身体を持つ人びとが参加する演劇作品の制作プロセスを体験することを通して、
障がいのある人とのコミュニケーションのあり方や、舞台制作の現場におけるケアのあり方など、
多様な表現を支えるために必要なコト・モノを実践的に学んでいきます。
近年、障がいや高齢など、社会的マイノリティとアートの関わりが注目され、積極的に取り入れられています。
一方で、社会的マイノリティとされる人々と共に作品を制作していくことはいかにして可能なのか、
またいかなることが大切になるのか、といった知識やノウハウが蓄積され、共有されているとは言い難い状況にあります。
そこで、本講座では、受講生がインターンとして実際の現場で稽古から公演までの作品制作に関わり、
そして体験を振り返るという一連のプロセスの中で、これからの活動に活かせる形で「学び」を展開することを目指しています。
これからのアートや福祉に関わる方々のご参加をお待ちしています!
≪実施プログラム・スケジュール≫
第1回講座 :オリエンテーション「表現と出会う」
☆参加必須
■ 日時:2018年7月14日(土)15:00〜16:30
■ 会場:九州大学大橋サテライト「ルネット」
■ 講師:森山淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表)、長津結一郎・宮本聡(九州大学ソーシャルアートラボ)
受講生同士が知り合い、講座全体の目指すものを共有する機会とします。オリエンテーション後は、
関連企画の公開フォーラムに参加することで、今回の講座の持つ問いを深めていきます。
*関連企画 フォーラム「わたしたちの舞台はどこにある?—劇場と社会包摂を考える実験」
☆参加必須
日時:2018年7月14日(土)18:00(開場:17:30)〜20:30
会場:九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟ホール
講師:野村誠(作曲家・ピアニスト)、吉野さつき(ワークショップ・コーディネーター、愛知大学文学部教授)、倉品淳子(俳優、演出家)、長津結一郎(九州大学ソーシャルアートラボ)
※講座申込者はフォーラムのみの申込みは不要です
第2回講座 :ワークショップ「身体で知り合う—表現とケアの2日間—」
☆参加必須
■ 日時:2018年7月15日(日)13:00〜18:00、16日(月・祝) 10:00〜16:00
■ 会場:九州大学大橋キャンパス3号館322教室
■ 講師:門限ズ[野村誠(作曲家・ピアニスト)、遠田誠(ダンサー、振付家)、吉野さつき(ワークショップコーディネーター、愛知大学文学部教授)、倉品淳子(俳優・演出家)]、森山淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表)、鈴木玲雄(俳優)、森裕生(舞台パフォーマー)、里村歩(俳優)、長津結一郎(九州大学ソーシャルアートラボ)
異ジャンルコラボバンド「門限ズ」と、障がいのある俳優による、
身体表現のワークショップを2日間にわたって開催します。
「門限ズ」の手法や俳優たちの生み出す表現に触れることを通じて、
表現とケアという両面からお互いの身体を通して、知り合っていきます。
舞台制作実習:現場でのインターンシップ
第1回
☆参加必須
日程:2018年7月21日(土)、22(日)
会場:ゆめアール大橋 大練習室
第2回以降
日程:2018年11月10日(土)〜12月20日(木)
会場:ゆめアール大橋 大練習室 ほか
※公演に向けた稽古は毎日行われています(11月10日〜16日を除く)。
稽古時間は夕方からとなりますが、実習としての参加時間は相談に応じます。
公演
☆参加必須
日程:2018年12月21日(金)〜23日(日)
会場:ゆめアール大橋大練習室
2回の講座で学んだことをもとに、公演に向けての作品制作の現場へインターン生として参加します。
実際の作品制作のプロセスに触れ、生み出される作品に関わる体験を通じて、
障がいのある人との制作手法やケアのあり方、舞台の工夫などを実践的に学びます。
(※実習への参加の度合い等については、ご相談の上決定します。)
第3回講座:ディスカッション「共に振り返る」
☆参加必須
■ 日時:2019年1月12日(土)
■ 会場:九州大学大橋サテライト「ルネット」
■ 講師:森山淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表)、長津結一郎・宮本聡(九州大学ソーシャルアートラボ)
オリエンテーションから公演までのプロセスでの体験や学びをもとに、参加者同士での振り返りを行います。
振り返りにおいては、自分と他の参加者たちの体験を共有し、言語化していく中で、
これから取り組む実践への生きた知識としていきます。
≪募集要項≫
■ 対象:
・文化事業や文化施設関連の仕事に従事されている方や、福祉事業関連の仕事に従事されている方。また、こうした分野に将来携わりたいと考えられている方。
・原則的に全ての講座に出席できる方(11月からの舞台制作実習は部分的に関わることも可能です。お問い合わせ先までお気軽にご相談ください)。
■ 定員:10名
※応募多数の場合、ご提出いただいた記載事項をもとに選考させていただくことがございます。
■ 受講料:無料
■ 申込〆切:6月22日(金)
*当方負担によりボランティア保険に加入していただきます。
*インターンシップに係る交通費等は自己負担となります。また、謝金の支払いはありません。
お申込み方法はこちら>>「演劇と社会包摂」制作実践講座 多様性から生まれる舞台募集要項
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