ニコちゃんの会では、大学の授業や特別支援学校のPTA勉強会や講演会など、さまざまな場所でお話をさせていただく機会があります。
そのうちのひとつをご紹介いたします。
今回は、9月27日に聖マリア学園大学で開催された『福岡の医療と教育を考える会』主催の「医療と教育」実践セミナーでの講演です。
“今を生きる息子とともに” と題し、
当法人の西頭(にしとう)が重度の障がいのある息子と過ごす日々について、
またその中で出会った多くの人との関わりや、感じ学んだ様々なことなどをお話させていただきました。
障がいのある子どもを産み、そして亡くし、
またもう一人の障がいのある子どもと生きていること。
死のうとしたこともある。
言葉を返せないようなひどいことを言われたこともある。
人の温かみに触れることもできる。
「けっこういいじゃん」と思えた自分がいる。
周りに支えられて感謝して生きている。
毎日笑っている。
ニコちゃんの会は、障がいのある子どもの親の団体「ニコちゃん通信の会」を母体としています。
障がいのある子の親、そして本人、当事者だからこそ言えることや伝えたいことが多くあります。
またそのことによって動かされた者が、当事者ではない立場だからこそ感じることや繋げることも多くあります。
このような場で、ニコちゃんの会の活動や障がいのある人を取り巻く現状など、少しでも多くの方に知っていただくことができれば幸いです。
今回のほかにも今年度は、以下の授業の中でお話させていただきました。
6月17日 北九州市立大学 法学部講義
「ソーシャルビジネスについて(政策実務特別講義)」
7月13日 馬出小学校
「障がいについて」
7月16日 医療福祉専門学校縁生館 理学療法士・作業療法士1年生授業
「ボランティアとNPO(地域社会と生涯学習 )」
お話を聞いていただけるという方はぜひ、お声掛けください。
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