調査・研究

福岡市共働事業「おうちで暮らそうプロジェクト」最終報告会

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6月15日(月)に2年間福岡市との協働で取り組んできた「おうちで暮らそうプロジェクト」の最終報告会が行われました。そして、先日福岡市ホームページで審査結果が公開されました。
福岡市共働事業提案制度 平成26年度実施事業 最終評価について

 

医療的ケアの濃厚な障がいのある人が、おうちで暮らすためにはたいへんなことがたくさんあります。
生まれてまもなく障がいがあることがわかった子と初めておうちに帰るときや、家族が身体をこわしたり冠婚葬祭などどうしても介護できないときや、様々な場面で多くの不安があります。
その不安を少しでも取り除いて心豊かに地域で暮らしていけるように、
この共働事業では様々な調査や試験的な取り組みを行いました。

 

おうちで暮らそうプロジェクトの取り組み

・医療型短期入所の拡充に向けての本人・家族へのアンケート調査
・医療型短期入所の病院による試験的運用
・本人の普段のくらしやケアなど詳細にまとめられた「パーソナルブックの作成ワークショップ
・NICUから在宅移行をサポートする「ファミリーメンタルサポートカードの作成・設置」
・訪問看護ステーションと共同で行った一時預かり「セカンドホームプロジェクトの実施」(報告01.02

 

結果的にまだまだ課題は残っていますが、今回の取り組みを活かし、
制度の改革の模索を福岡市が、
セカンドホームプロジェクトの実施による実績つくりをニコちゃんの会が、
それぞれの分野で引き続き解決に向けた歩みを一歩ずつ進めていきたいと考えています。

 
→福岡市共働提案制度とは

コメント

  1. […] Oの共働について考えていただくため、 事例紹介として福岡市との共働事業『おうちで暮らそうプロジェクト』についてお話いたしました。 障がい者在宅支援課のご担当の方とともに、 […]