ニコちゃんの会と福岡市の共働事業「おうちで暮らそうプロジェクト」の事業のひとつとして、障がいのある人が自分のことを説明するためのパーソナルブックを作成しています。
内容は、身体的状況・介助にはじまり、性格やコミュニケーション方法、家庭状況、生活のリズムなどなど。
「自分ってこんなひとです」ということを普段から関わっている医療関係者~介護関係者~家族~友人など広く情報を共有するためのツールです。
少し前のご報告になりますが、7月7日にパーソナルブックのワークショップを開催しました。
パーソナルブックって何?
どうやって使ったらいいの?
こんなことはどこに書いたらいいの?
この度のワークショップは、使い方のご説明と内容についてと、紙やアプリなどのカタチについても広くご意見をいただくために、今津特別支援学校で開催させていただきました。
ご参加いただいた方は、小学部から高等部までの保護者の方が22名も集まってくださりたくさんのご意見をくださいました。
「災害時に身に付けていられるような小さなものがいい」
「更新のためにもデータでほしい」
「生活歴の欄に既往歴を書けたり過去のことがもう少しわかるようにしたい」
などなど、貴重なご意見ありがとうございました。
まだまだ試験的なものではありますが、このようにみなさまのご意見を組み込みつつ、「長く」・「使われやすい」内容・カタチを検討していきたいと思います。
そしてたくさんの人がご本人に関わっていけるような、また安心しておうちで暮らせるような、そんな一歩になるよう今後の活動につなげていきたいと思います。
今津特別支援学校のみなさん、ありがとうございました。
コメント