【ご報告】身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演 走れ!メロス。

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身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演 走れ!メロス。
12月21日、22日、23日、
満員御礼で、無事、幕を閉じることができました。

 

今回は、昨年の俳優講座で出逢った人が新しくキャストとして参加し、
さらに県外から参加の俳優も加わり、
実に18人の俳優が出演となりました。

また、稽古中からのスタッフもニコちゃんスタッフだけでなく、
共催の福岡市文化芸術財団の方々や、
九州大学の舞台制作実践講座の受講生もともに現場で汗を流してくれました。
舞台づくりに欠かせない音響・衣装・照明などプロの方々も、
稽古のときから足繁く通ってくれたり、急な依頼に応えてくれたりと、
本当にたくさんの方々が関わってくださいました。

振り返ってみると、今回の演劇は、2013年に行った法人化後・初の演劇公演「王女メデイア」のときから比べると、
キャストもスタッフも倍以上に増え、大きなカンパニーとなりました。
そんな中で、ひとつの作品を創りあげることができたことを、本当に有難く思います。

 

前作の「BUNNA」は公演を重ねるごとに、深みが増し成長した作品でした。
「走れ!メロス。」は、今回が世界初演。

初めて舞台に立つ俳優もおり、ほとばしるエネルギーと荒削りな部分さえも武器にできました。
しかし、まだまだ成熟していない作品で、
劇中の散りばめられた要素や、カタチが見え隠れする意図のようなものは、
今は全く別のことを語っているように見えますが、
実はすごく先の方でひとつに繋がることなのかもしれません。
さて、これからどんなふうに成長していくのか、
はたまた新しい作品が生まれるのか、楽しみでなりません。

みなさま、これからの‟すっごい演劇アートプロジェクト”にご期待ください!

 

この演劇を観てくださった方の感想を、少しだけご紹介いたします。
 
「たくましいなぁ。自分を表現するってこんな気持ちいいものかと観ている者に感じさせてくれるものでした。」

「今までと今からでは、意識が変わると思います。」

「‟心豊かに人生を生き抜く”ことには、実に様々な真実が存在するのだ!ということを気付かせていただきました。」

「障がいをもつ人の生活はわかったが、考えを変えるほどのエネルギーを感じなかった。」

「色んな幅広い人たちが一緒になって演劇を構成されているところ。面白く見れたし、なんか走りたくなる気持ちになった。」

「たびたび、ハッとするシーンもあり、様々なことを考えながら見ていました。演者の皆さんが楽しそうで、目が足りないと思うくらいエキサイティングでした。」

「人の存在感ってすごいですね。」

 
ご来場いただきました方、応援してくださった方、ご尽力いただいた方、
この公演に関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!!

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ここからは舞台裏を公開です。
稽古から舞台の仕込みまで、実に様々な方のお力でできた作品です。
ありがとうございました!

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主催 : 認定 NPO 法人ニコちゃんの会 /(公財)福岡市文化芸術振興財団 / 福岡市
後援 : 福岡市教育委員会
助成 : 平成30年度福岡県障がい者芸術文化活動推進費補助金 /(公財)福岡文化財団
協力 : 劇団山の手事情社 / 九州大学大学院芸術工学研究院附属ソーシャルアートラボ「演劇と社会包摂」制作実践講座受講生 / 九州大学長津結一郎研究室 / Quartet Online / フランスベッド株式会社メディカル福岡営業所
イラスト : 大峯直幸(工房まる)

第26回ふくおか県民文化祭2018協賛事業
平成30年度福岡市民芸術祭参加事業
beyond2020認定事業