こども病院訪問看護師研修

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6月13日、
こども病院の看護師と、小児医療ケアの経験が5年以内の訪問看護師を対象に、当法人の森山が「こども病院訪問看護師研修」にてお話させていただきました。

 

「患児・家族が必要としている在宅支援とは何か」をテーマに、
2012年9月から2015年3月にかけて、2年間福岡市と共働事業で行った医療型短期入所と在宅移行についての、本人家族・病院・NICU看護師たちのアンケートなどもご紹介しながら、お話をすすめていきました。
また、現状は相談支援の領域としては考えられていない部分を、ボランティアとして行っている活動「ファミリーメンタルサポート」での実際の出来事もご紹介しました。

“ご家族としっかりと話をしコミュニケーションをはかること”

これはよりよい在宅生活を過ごしていただく、ひいてはニコちゃんの会の活動のモットーである“どんなに重い病気や障がいがあっても、心豊かに人生を生き抜く”につながることだと思っています。

また、
医療側と家族の認識の違いによって齟齬が生まれること、
それを解決するためには家族たちにわかりやすい言葉での説明と重ねての確認が重要だと感じています。

 
このことについて沢山お話させていただいた今回の研修によって、
障がいのある子どもと関わる機会の多い看護師さんに、
是非とも、退院することがゴールではなく、その先の在宅生活について今以上に想いを馳せていただくきっかけになっていれば幸いです。

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