少しずつ自由になるために#07

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9月26日、
今津特別支援学校で岩下徹さん(即興ダンス/山海塾舞踏手)の身体表現ワークショップ「少しずつ自由になるために」を開催しました。

2009年から毎年様々な場所で行っているこのワークショップ、今津特別支援学校では2回目となります。
岩下さんの身体とちんどん「鈴乃家」の新井理恵子さんの音楽によって、
障がいのある子どもたちが少しずつ、ときに唐突に開かれていきます。

 

岩下さんの即興ダンスに皆触発され、
それぞれ自由に身体を動かしていきます。
「我こそは!」という子どもには、前に出て即興ダンスを披露してもらいました。
毎回このワークショップでは新たなダンサーの発掘がスタッフの密かな楽しみでもあります。

そして次はふたりペアをつくり、手をつないで一緒に踊ります。
本当に少しずつお互いの隔たりがなくなるように、元からの友達もそうでない人も自然と手をとりあっていました。
子どもたちの内面が拓かれていき、
そしてスタッフやボランティアや先生までも気持ちが開放されていき、
誰がワークショップの対象なのかわからないような本当の意味で自由を学ぶ時間となりました。
 

1年に1度の岩下さんと新井さんのワークショップは、
子どもたちにとってもニコちゃんスタッフにとっても、毎年の“お楽しみ”です。
さてさて、来年はどんなダンサーが誕生し、どんな時間となるのか楽しみにまた1年過ごしたいと思います。

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主催:認定NPO法人ニコちゃんの会
協力:Selbst(ゼルプスト)、福岡市立今津特別支援学校