【ご報告】ニコゼミ2016 セッション0 

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7月19日、
ニコゼミ2016 最小で最大のコミュニケーションに出逢う!!!」の
初回のセッション0が開催されました。

重い障がいのある子どもとのコミュニケーションについて学ぶこの講座を受ける前に、
まずは特別支援学校に行って、出逢ってみようという日でした。

 

9名の方が参加されましたが、初めて特別支援学校に足を運ぶ方がほとんどでした。
当日は、高等部は地域の高校との交流授業があり、その様子を見学させていただきました。
地域の高校の生徒による音楽演奏に合わせて身体を自由に動かしたり、じっと一点をみつめたり、しっかりとした口調で質問したり、
ひとりひとり違う生徒の様子にニコゼミ受講生たちは、様々な想いを抱いたようでした。

また、小学部・中学部の授業の様子ものぞかせていただき、
開放的な校舎や広い廊下、生徒ひとりひとりにあわせて作られている車いす、遊具、教師の対応など、
特別支援学校ならではの授業風景に、ニコゼミ受講生は目を丸くして興味津々な様子でした。

 

この日受講生が目にしたもの・抱いた感情は、すぐに言葉にすることが難しいことが多くあると思います。
このもやもやっとした想いや、輪郭の曖昧な問いを、なかったことにするのではなく、
大切に持ち帰ってもらい、セッション1へと繋いで行ってもらえたらと思います。

 

ニコゼミ初回は、なにをしたわけではないのですが、
きっととても大切な ‟ 始まるための出逢い ” となったのではないでしょうか。

これを皮切りにニコゼミスタートです!
参加されている方も、見守ってくれている方も、これから仲間入りしたい方も、
引き続き、よろしくお願いいたします!!

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主催 認定NPO法人ニコちゃんの会
助成 タケダ・ウェルビーイング・プログラム2015
協力 福岡市立南福岡特別支援学校、九州大学長津結一郎研究室、九州大学南博文研究室、CLCworks、art space tetra
後援 福岡市、福岡市教育委員会、九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ